こんにちは!
NOPPO MUSIC SCHOOLの川波未旺です!
今回は音楽をやっていく上で身につけていて損のない”耳の力”を鍛えていくことについて書いていこうと思います!
耳を鍛える?
耳を鍛えていくことで
⭐︎歌の音程が安定する
⭐︎ハモりやすくなる
⭐︎歌の再現率がアップする
と、メリットがたくさんあります!
耳を鍛える?と聞くとピンと来ないかもしれませんが「絶対音感」や「相対音感」などは聞いたことありませんか?
まず「絶対音感」ですが、
これは簡単に言うと音を聴いた時に瞬時にその音がわかる力のことをいい、
簡単に言うと聴いた音のその音名を言えちゃいます。
「相対音感」は
基準となる音を聴いて他の音との音程さを認識できる力のことをいいます。
このうちの絶対音感は、
ほとんどの人が幼少期に習得するため大人になってからだと難しいです。
ですが、相対音感ならば年齢に関係なく身につけていくことができます!
相対音感は誰でも持っている“基礎能力”
相対音感ですが、
実はもうすでに身についているかもしれません!
例えば、インターホンなどの「ピンポーン」という音。
なんとなく声に出せたりするかなと思いますが、「ピン」の方が音が高くて「ポーン」の方が低いという感覚ありませんか?
この高い低いの違いがわかる力こそ相対音感です!
じゃあどう鍛えていくのか?
➀音の高い低いを感じながら聴く
まずは、自分の好きな曲で次の音が上がっているのか下がっているのかを意識して”聴いてみる”。
カラオケで音程バーがあったりするんですが、
音程バーを自分で考えながら聴いていくイメージです。
➁一音だけ真似してみる
次におすすめなのが、
曲の中の「単音だけ」を声で真似してみる練習です!
全部歌おうとせず、
♪タン!
と鳴った音だけに集中して
「これより少し高い?低い?」
と比べるだけで相対音感が鍛えられます。
最初はなんとなくでも大丈夫です!
③ 音の“距離感”を感じてみる
メロディには
「・ちょっとだけ上がる(半音〜全音※1)
「・ガッと飛ぶ(3度※2以上)
など距離にがあります。
わかりやすく言うと、
「階段を1段上る感じか?」
「3段飛ばししてる感じか?」
を音で感じるイメージ!
まずはこの感覚を身につけていってみましょう
※1半音:鍵盤で見た隣の音(ドとド#)
全音:鍵盤で見た隣の隣の音(ドとレ)
※2 全音+全音=長3度といい
全音+半音=短3度といいます。
こちらは実際に生徒の方と一緒に進めていった画像です!
よくある質問!
「最初は全然わからないんですが大丈夫ですか?」
全然大丈夫です!
むしろ最初は“何となく”でOKです!
繰り返すことで脳が自動的にパターンを掴み始めます。
耳の成長は筋トレと同じで、
ゆっくりだけど確実に伸びていきます!
頑張っていきましょう!
耳は「意識して聴く」ことで必ず育つ力です。
もし具体的な練習や自分の弱点を知りたい方は、
ぜひレッスンでも一緒に鍛えていきましょう!お待ちしております!
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