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大宮(埼玉)のボイストレーニング NOPPO MUSIC SCHOOL

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音価による印象の違い

こんにちは!

NOPPO MUSIC SCHOOLの川波未旺です!

音価とは

音価とは音符、休符に与えられた音の長さのことです。

ノートに書いたものなんですがなんか黄色いですねごめんなさい( ゚д゚)

音の打点が同じでも音価によって聞こえる印象が大きく変わります。

これは全ての楽器に共通して言えることです。

良い演奏を届けるためには作曲者の意図、意思を汲み取りしっかりと考えて演奏することがとても大事です。

実際に楽譜で見てみよう

では音価によってどう言った印象の違いが起こるのか見ていきましょう。

まずは通常の楽譜です。

①通常の楽譜

②次に音をこれよりも短くしてみましょう

いかがでしょうか?

音の長さを短くすると画像のように「っ」とは言ったような感じ、少し軽くなった感じがしませんか?

更にこれを16分音符にし短くする方法もありますが、感覚的にはスタッカートと近いでしょう。※

スタッカートとは「音を短く切って」という意味があります。

スタッカートを使うことによって全体的に跳ねた感覚になります。

いかがでしょうか?

音の打点は同じでも短さによって印象が大きく変わったのではないでしょうか?

演奏する楽曲がどんな楽曲なのかを理解して短くしたほうがいいのか、それとも、長く保った方がいいのか

まずは、沢山考え色々試してみると良いと思います。

おまけ

上記では音を短くしていく工程でしたが、

それ以外で印象が変わる方法があります!

ずばり「テヌート」です!

テヌート「音を十分に保って」という意味があります。

音符本来の長さを最後までしっかりと伸ばし演奏します。

楽譜上は以下のように記載されます。

テヌートを使うことでより丁寧さが増します。

曲によってはずっしり感が生まれたりもします。

スタッカートと組み合わせてみると差がはっきりしてとても山と谷のある表現になります。

同じ曲でも幅が広がりますね!

是非まずはたくさん試してみましょう!

オリジナル曲を作成する際にもすごく役立つ内容だと思います!

曲の中で飽きさせない工夫の1つとしても使ってみてはいかがでしょうか?

まず楽譜の読み方がわからない、

しっかり聞いて学びたいと言う方は是非レッスンにてお待ちしております!

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