コラム

大宮(埼玉)のボイストレーニング NOPPO MUSIC SCHOOL

お知らせ/コラム

【歌を仕事にする】夢を“職業”に変える覚悟と現実

「歌うことが好き」

「いつか歌で食べていきたい」

レッスン現場でも、こうした声を本当によく耳にします。

ですが、「歌を仕事にする」というのは、単に“歌が上手い”ということとは少し違います。

そこには、技術・継続力・人間力・発信力、そして現実的な戦略が必要になります。

このコラムでは、ボイストレーナーの視点から、

・歌を仕事にするとはどういうことか

・プロに必要な力

・収入の仕組み

・向いている人の特徴

・現実的なステップ

を詳しく解説していきます。

【歌を仕事にする】歌が上手いだけでは仕事にならない理由

まず最初にお伝えしたいのは、

上手い=仕事になる、ではないということです。

もちろん発声技術は大前提です。

しかし仕事として成立させるには、次の要素が必要になります。

再現性のある歌唱力

・喉のコンディションが悪くても安定する

・キーが変わっても対応できる

・長時間歌っても崩れない

これは趣味レベルとプロの大きな違いです。

音楽的理解力

・リズムの精度

・ハーモニーの理解

・様々なジャンルへの適応力

現場では一発OKが求められる場面が多く、理論的理解が大きな武器になります。

信頼される人間性

歌の現場は人と人の仕事です。

・時間厳守

・連絡の早さ

・現場での礼儀

・周囲と協調できる姿勢

これができないと、どれだけ歌唱力があっても継続的な仕事にはつながりません。

【歌を仕事にする】歌の仕事にはどんな種類がある?

「歌で食べていく」と一言で言っても、形はさまざまです。

アーティスト活動

オリジナル曲を制作し、ライブや配信で活動するスタイル。

音楽事務所にはいり、所属アーティストとして活動する方法があります。

事務所に入るには、オーディションやアーティスト募集にデモテープを送るといった、売り込む活動が必要になります。

また、ライブや歌い手としての活動、SNSを活用しファンを増やし、自身のブランドを立ち上げる、フリーのアーティストとして活動する形もあります。

声優やVtuberとして、主戦場を多ジャンルに置きながら、活動の派生として歌唱のコンテンツに出演する形もあります。

自身の有りたいアーティスト像に合わせた、それぞれのスタイルがあります。

サポート・コーラス

レコーディングやライブのサポート、バックコーラスとして楽曲制作に参加します。

グループとして活動する形もあれば、ソロの活動の派生として行う方も多いです。

ミュージカル・舞台

ミュージカル俳優として舞台に立ち、歌います。

日本では「劇団四季」「東宝ミュージカル」などが代表的です。

ただ歌が上手いだけでは難しく、ミュージカルというジャンルの中で成立する歌唱テクニックや表現が求められるので、かなり専門性の高いものになります。

演技やダンスも求められるので、歌唱以外の訓練が必須です。

オペラ歌手

クラシックのオペラを主戦場として歌います。

声楽の発声が基本になるので、より専門性の高いレッスンが必要になります。

基本的には音楽大学で声楽を学び、研修所のレッスンや門下の先生のレッスンを受けながら研鑽を積んでいきます。

オペラの本場はヨーロッパにあるということもあり、留学も視野に入れなければなりません。

国内、国外で開催されるコンクールで入賞することも、アーティストとしての価値を高める方法です。

ボイトレ・ボーカル講師

歌を教える側に回る仕事。

プレイヤーの技術とはまた一つ違った、「伝える技術」が必要になっていきます。

生徒さんは、趣味を目的とする方からプロ志向まで様々。

決して自身に活動歴がなくとも、テクニックや知識があることで講師として活動できる場合もあります。

一つに絞る必要はなく、自身のアーティスト活動などと複数を掛け合わせている人も多いです。

初めて歌を学ぶ方は「ボイトレ初心者コース」へ!

歌を仕事にする人の共通点

行動が早い

まず動かない事には、物事は動きません。

迷うより先にやってみる。

何よりも大切なことです。

完璧主義すぎない

クオリティを求めすぎて世に自身のパフォーマンスを出さないと、誰にも見つけてもらうことができません。

特に、委託された仕事は期日が厳守。

とにかく形にすることが求められます。

70%でも出す。

そのうえで、経験値を積む。

「量は質を産む」という言葉通り、自然とクオリティは上がっていくことでしょう。

自分を客観視できる

自身が今どう見られているか。

人間関係でも、立ち位置等考えることと思います。

その評価軸が、価値を見極めるきっかけになります。

>歌においても、録音を聞いて客観的に分析できることは、自身のブランディングに大きな影響を与えます。

体調管理ができる

喉は消耗品ではなく、資本。

不調により良いパフォーマンスができないと、アーティストとしての評価が変わってしまいます。

自身の武器をいつでも使えるように、ケアを欠かさないことが求められます。

体調を崩してしまい現場に出られない。

これが一番恐れるところです。

レギュラーなど自身が欠かせない現場は勿論、初めて読んでいただいた現場には大きな迷惑をかけてしまいます。

もし体調を崩してしまったら、先方へのフォローを徹底すること。

その時どういった立ち回りができるかも、重要です。

他人と比べすぎない

比較より改善。

特別な才能よりも、「考え方」の差が大きいと感じます。

唯一無二だと思えること、その上で相手をリスペクトできることが、よいパフォーマンスを生み出します。

【歌を仕事にする】メンタル面のリアル

オーディションに落ちる

ライブ動員が伸びない

SNSの反応が少ない

この現実は避けられません。

大事なのは、

・落ち込む時間を決める

・改善点を分析する

・継続する

才能よりも、メンタルの安定が勝負を分けることも多いです。

トラブルや苦難に立ち向かった時、どういった考え方や行動ができるかで活動の質が変わっていきます。

本格的に歌を勉強したい方は「ボーカルコース」へ!

よくある質問

何歳からでも間に合いますか?

A.遅すぎるということはありません。

ただし、年齢が上がるほど「練習量」より「戦略」が重要になります。

強みを明確にし、方向性を絞ることが大切です。

音楽大学や専門学校に行かないと無理ですか?

A.必須ではありません。

実力と実績を積み重ねれば、可能です。

ただし、スキルアップや音楽理論、人脈面では音楽大学や専門学校に行くメリットもあります。

自身の可能性を広げるために、様々な分野を学べることも大きな利点になります。

どれくらいで収入になりますか?

A.個人差が大きいですが、数年単位で考える人が多いです。

短期で結果を求めすぎる、また1発当てようとだけ考えること苦しくなります。

1つ1つ積み重ねる事で、思わぬチャンスに巡り合えたり。

その時に確かな成果を残せるように、経験や実力をつけていきましょう。

歌を仕事にする覚悟

歌を仕事にするとは、

✔ 技術を磨き続けること

✔ 自己管理を徹底すること

✔ 人として信頼されること

✔ 継続すること

✔ 現実的な戦略を持つこと

です。

特別な誰かだけができる世界ではありません。

ただし、

本気で向き合い続けられる人だけが残る世界ではあります。

もし今、

・歌が好きで仕方ない

・本気で挑戦したい

・不安だけど諦めたくない

そんな気持ちがあるなら、その感情を大切にしてください。

夢は、才能よりも「続けた人」に近づきます。

歌は趣味にもできるし、仕事にもできる。

どちらを選ぶかは自由です。

でももし、仕事にしたいなら——

覚悟と継続を、今日から始めましょう!

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