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大宮(埼玉)のボイストレーニング NOPPO MUSIC SCHOOL

講師ブログ

歌にグルーヴを〜その1〜

こんにちは!

NOPPO MUSIC SCHOOLの川波です!

グルーヴとは

グルーブとは

簡単に説明すると曲を聴いていて身体が自然と揺れたりリズムに乗る感覚や曲の一体感のことを指します。

グルーヴには明確な定義がなく、人によって解釈の仕方が違います。

今回は私の思う「グルーヴ」について紹介してこうと思います。

ドラムを聴く

ボーカリストは歌を歌う役割ですが、

グルーヴを持った歌を歌うために大切なのは自分(歌)以外の音をしっかりと聴くことです。

どうしても歌に必死になって自分の世界に入りがちですが、周りの音を聴くことによって自分の歌と他の楽器が重なり合いこれがグルーヴの説明にあった“一体感”に繋がっていきます。

その楽器の中で1番わかりやすいのがドラムです。

ドラムは曲全体の流れを生み出している楽器の1つです。

今回はスピッツさんの「チェリー」を参考に説明していこうと思います。

https://youtu.be/Eze6-eHmtJg?si=1uoRPNDz_PsY_85m

Aメロ(〜1:02)からサビ(1:03〜)にかけてドラムがフィル(※)を入れることによって次のセクションに行きますよと合図をしてくれています。

ここで気付いて欲しいのは、サビでドラムの音数が増えているということです。

J-POPはAメロ-Bメロ-サビと明確にセクション分けされていることが一般的でサビが1番盛り上がる部分となっています。

その盛り上がりを見せるためにもドラムの役割はとても重要です。

※フィル:曲の中で一定のリズムパターンを繰り返している時に、その流れを一時的に短いフレーズを入れ変化させること。

まずはこのドラムの流れを

歌わずに聴いて感じてみましょう。

これを理解することによって歌のボリューム感やテンション感も変わってくると思います。

最近のJ-POPは流行りの移り変わりが激しくどれだけ「人を飽きさせないか」が重要になってきているためセクションごとにドラムの感じが大きく違う曲が多いです。

たくさん曲を聴いてドラムの変化を感じてみてください!

グルーヴのお話は何回かに分けてブログでお伝えしていければと思っています!

【次回】「歌にグルーヴを〜その2〜」

にてドラムのお話を更に広げてお伝えしていこうと思います!

それではまた次回!

レッスンでもお会いできると嬉しいです👋

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