はじめまして。
NOPPO MUSIC SCHOOL講師の磯田文絵です。
NOPPOでは、声楽、ミュージカル、ポップス、弾き語りなどのレッスンを担当しています。
今回は自己紹介を交えながら、私の講師としてのルーツやスタンスについてお話していきます。
音楽が当たり前にある環境で育って
私は声楽家の母のもとに生まれ、実家は音楽教室でした。
物心がつく頃にはすでに音楽が身近にあり、ソルフェージュや音楽理論、ピアノやエレクトーン、歌など、基礎を学びながら育ちました。
本格的に声楽の道を志したのは中学3年生のときです。
音楽の授業で歌った「花」(瀧廉太郎作曲)という日本歌曲の、美しい旋律と詩の世界に心を奪われ、気づけば毎日練習するようになっていました。
それまで勉強が好きで別の進路も考えていましたが、「歌を歌いたい」という気持ちに正直になり、音楽科の高校への進学を決意しました。
高校から音楽大学・大学院にかけて、毎週1〜3回の密度の高い声楽のレッスンを受け続け、現在も学びを続けています。
長年お世話になっている私の歌の師匠は、発声を解剖学的な視点から説明してくださる方で、師の教えのなかに根付いている、
「声を出すことは身体をコントロールすること」
という考え方が現在の私の指導の軸になっています。
プロとしてステージに立つとき、いつも思うのは、
本番はたった数分間から数時間で終わってしまうけれど、その一瞬とも言えるときのために自分が費やしてきた、膨大な時間と努力があってこそ得られる素晴らしい瞬間だな、ということです。
努力してきてよかった、乗り越えてきてよかった、歌を届けられてよかった。
そう思える瞬間があるから、声楽を続けていて幸せだと日々感じることができています。

私が音楽を続けてこられた理由
私の歌の勉強生活の中には、常に「目標」がありました。
・学校の実技試験や演奏会
・ご縁をいただいて参加したコンサートやイベント
・自分で応募したコンクール
・演奏家としての活動の場への参加
その積み重ねが、気づけば長い時間音楽と共に歩む力になっていました。
目標は、環境が与えてくれることもあれば、人との出会いから生まれることもあり、自分で設定することもできます。
私は、
目標があり続けること、目標を定め続けることこそが、音楽を続けることそのもの
だと自分の中で感じています。
だからこそ、レッスンの中でも目標をとても大切にしています。
私から生徒に目標を提案することもあれば、生徒自身が決めてくることもあります。
大きな夢のような目標でも、明日すぐに取り組める身近な目標でも、自分が真剣に向き合えるものであれば、それは立派な目標です。
「続けたいけれどモチベーションが保てない」
「何を目標にすればいいか分からない」
そんな方も、一緒に目標を見つけていくことができます。
在籍されている生徒さんで目標が欲しいという方は、ぜひご相談ください。
まだ教室にいらしたことのない方も、体験レッスンで気軽にお話しできれば嬉しいです。
声楽出身の私が、ポップスを教える理由
声楽家としてステージに立つことが多い私ですが、
ボイストレーナーとしては、ポップスを歌う生徒さんを多く指導しています。
声楽で培った身体の使い方や呼吸の技術は、ポップスにも応用でき、
特に、
・喉の疲れや痛みに悩んでいる
・高音が苦しい
・長く歌い続けたい
という方にとって、身体から整える発声は大きな助けになります。
一方で、声楽出身だからこそポップスの表現に戸惑った時期もありました。
原曲をよく聴き、言葉の扱いやニュアンスを丁寧に観察することで、ポップス特有の魅力を理解できるようになりました。
この経験は、現在の指導にも活かされています。
声楽とポップス、どちらの視点も持っているからこそ、ジャンルにとらわれず、その方に合った方法を一緒に見つけていきたいと考えています。
歌は特別な人だけのものではありません。
音楽は本来楽しいものであり、誰もが歌っていいものだと思っています。
安心して歌を学び、長く続けていける場所をつくること。
それが、私が目指す指導者としての姿です。
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