こんにちは!
NOPPO MUSIC SCHOOL ミュージカル講師の花音美燈です♪
ミュージカルは総合芸術とも言われますが、本当にやらなければいけないことが多い……
時折、これは人間がやれる次元を超越しているのでは……と思うことがありますが、かなり多くの技術を常に研鑽し続けなければいけません。
そんな訳で今回は、ミュージカルを始めたい!と思っている方に向けて、何を習ったら良いか、何を始めたら良いかをまとめてみたいと思います!
★歌―声楽またはミュージカル
まずは言わずもがな歌。
よし、じゃあボイストレーニングに通おう!と思った時、たくさんのボイストレーナーがいて、どこに行こうか迷ってしまうと思います。
結局どのジャンルでも基礎は同じなので、私は「トレーナーとの相性」が最も大切だと思います。
なのでまずは体験レッスンなどを受けてみることをオススメします。
ミュージカルってよく一言にまとめられてしまいますが、実は音楽的にいうとものすごく多くのジャンルが存在します。
クラシック、ポピュラー、ジャズ、ロック……等々。
出演したい作品が「これ!」と決まっている場合は、その作品がどのジャンルに当たるのかを調べ、その音楽専門のトレーナーに習うのが良いのでは、と個人的には思います。
もし、「これ!」というものがなかったり、広く様々なミュージカルに出たい!と思う場合は、まずは「声楽」か「ミュージカル」をオススメします。
有名ミュージカルは声楽ができてこそ歌える、というものも多いですし、第一線で活躍している方で声楽出身の方は多いです。
やはり声に安定感があります。
ただ声楽とは言え、オペラ中心のトレーナーですと、ミュージカル的表現まで掘り下げるのが難しい場合もあるので、「ミュージカル」をジャンルとしてかかげている人の元へ行くと、表現の幅が広がりやすいかもしれません。
ミュージカルはただ上手に歌えれば良いわけではなく、セリフが音楽に乗っているので、音楽ジャンルを超えた表現が必要です。
また「ミュージカル」を教えているトレーナーの場合、あらゆるジャンルを研究している可能性が高いので、今月はクラシカルなミュージカル、来月はロックなミュージカル、という勉強の仕方もできるかもしれません。
とは言え、得意・不得意がある場合もあるので、各トレーナーのベースのジャンルは何か確認し、参考にしても良いでしょう。
自分が目指す道に近しい人に出会えると良いですね!
★ダンス―バレエ&ジャズ
歌の次に習わなきゃ!と思うのが「ダンス」ではないでしょうか?
はい、もちろんダンスもやるべきです。
とはいえこちらも、作品によってジャンルは様々……
何から始めたら良いか迷ってしまいますよね。
基礎としてオススメなのは、「クラシックバレエ」と「ジャズ」の2つです。
この2つはマストでやっておいた方が良いと思います。
余力があれば、タップ、シアターなどのミュージカルでよく使われるジャンル。
できるかできないかでザルにかけられてしまう場合もあるので、できればやっておいた方がいいと思います。
(シアターはジャズに含まれていることもあります。)
さらに余力があればヒップホップなどのストリート系。
クラシック系のダンスとはまるでリズムの取り方が違いますから、やっておくに越したことはありません。
また、身体作りのためにヨガやピラティスもオススメです。
ミュージカルはこれからもどんどん進化していくと思います。
現代的な音楽中心の作品がどんどん出てくるでしょう。
その時に自分がどこまでできるか?
引き出しはたくさん持っておくに越したことはありません。
★演技
これが意外と蔑ろにされがちなのですが……演技ももちろん学ぶべきです!
ミュージカルをやりたいと飛び込んでくる方々で、歌が上手だったりダンスが上手だったりする人は多いですが、演技が上手な人は結構少ないです。
演技勉強したことなさそうな人も多いのが実情……。
だからこそきっちり学べば周りと大きく差が付きます。
演技スクール、ワークショップ、色々存在しますが、どれが良いというのは正直難しいです。
しかし当たりハズレは非常に大きいという……難解さ。
種類としては、基礎発声・滑舌、メソッド演技やインプロ、脚本読解などがあります。
メソッドも何種類かあるので、どれが良いというよりは、自分がどの演技法が好きか・芝居を作りやすいかという視点で決めてみたり、
目指す作品の演出家さんがメソッドを持っていることもあるので、目標とする方のメソッドを学ぶと良いと思います。
私的には、一つのメソッドに固執するよりもそれぞれの良いところを取り込んで行くほうが、様々な現場で融通が利くのでいいのではないかなあとは思っております。
あとはなるべく実践を重ねられつつも、他者の意見も聞けるところが良いですかね。
大人数すぎて自分の番があまり回ってこないのも良くないですし、少人数すぎて他人の芝居を見る機会が少ないのも良くないです。
他者は自分にはないアイデアを持っています。
他の人のお芝居を見たり意見を聞くことで、自分の幅も広がるので、見取り稽古も蔑ろにできません。
★その他
他にもやった方がいいことはたくさんあります。
たとえばメイクの方法、SNSなどの広報・営業活動、コミュニケーション力の向上、読書、生の舞台を観に行く、自己PR力向上、アクションや殺陣、健康管理……などなど。
海外を目指すのであれば、外国語スキルも磨かなくてはいけません。
特にプロとして活動していきたい!という場合、やることがあまりにも多すぎて頭が沸騰しちゃいそうですね(笑)。
ちなみになんと……
NOPPO MUSIC SCHOOLでは、上記のほとんどを学ぶことができます。
歌・ダンス・演技もマンツーマンで学べますし、その他活動に関するアドバイスもできちゃいます。
さながらマネージャーですね(. ❛ ᴗ ❛.)
先日は、オーディションの書類審査対策も行いましたよ!
ここまでなんでも気軽に相談できるスクールは、なかなかないのではないでしょうか。
どんなことに対してもアドバイスしますし、必要なことを一緒に考えていきます。
レコーディングルームやカメラもあるので、スクールで収録・撮影してYouTubeにアップ!なんてこともできちゃう★
だから、ただの音楽スクールではない!
です!!◉‿◉
生徒の皆さん、どんどん悩みや課題、やりたいことを持ってきてくださいね♪
……と、ここまで長々と書きましたが、何を習うにしても最も大切なことは「通いやすさ」。
続けることが上達への道ですから、続けていくために自分にとって大切なことは何なのか?ぜひ考えてみてくださいね。
金額、場所、日程、楽しいかどうか……などなど人によって違うと思うので、優先順位をつけて比べてみてください♪
もし私の元に来てくださいましたら、精一杯のアシストをさせていただきます♪
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